核酸抽出および精製における品質管理

課題

抽出されたDNAやRNAサンプルは取り扱いに細心の注意が必要です。、ダウンストリームのアッセイやその他アプリケーションでは純粋で高品質な核酸が必要です。定量か品質のどちらかしか分析できない手法では、抽出されたサンプルが十分なクオリティーであるか、またはもっと精製が必要かを判断することが困難です。典型的な手法の一つである蛍光色素ベースの分析は、DNAやRNAを定量することができますが、純度に関する情報は得られません。

UV/Vis吸光度は、核酸を定量するコンベンショナルな手法で、A260/A280比やA260/A230比を用いてRNAやDNAの品質を調べるのです。しかし、これらの比から得られる洞察は限られ、手持ちのサンプルについて適切な決定を下すのは困難です。さらに、キュベットベースの分光光度計は、サンプルボリュームが一定量以上であることや、希釈を必要とします。一方、ペデスタルやフィブレットベースのシステムは、通常、サンプルを1つずつ測定し、測定と測定の間に余分なステップを余分なステップを踏むため、多くの時間がかかります。

理想的なツール

Lunaticは、UV吸光度で核酸定量とQCを簡単にします。必要なのはサンプルあたり2μLだけで、5~10分で、最大96サンプルを測定できます。プレートあたり96のマイクロ流体回路に固定された光路長のマイクロキュベットが入っているため、他の手法では面倒なサンプルの前処理やクリーンアップ作業を省きます。サンプルをアプライするだけで、欲しい結果が即座に得られます。

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実証

すべての比率を得る

UV/Vis分光法は、DNAやRNAを定量するための最も速く簡便な手法の一つです。Lunaticは、UV/Vis分光法により、非常に正確な定量を行う一方で、A260/A280やA260/A230の比率の事前レポートなど、不純物の存在を含むRNAやDNAの品質をチェックするための全てのツールを備えています。

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より深く掘り下げる

Lunaticは、複雑なUV/Visスペクトルを分析し、核酸や一般的な不純物からのシグナルを呼び出すUnmixアプリケーションで、UV/Vis分光法の可能性を最大限に引き出します。これにより、何らかの問題のあるサンプルでもDNAやRNAの定量が可能になり、吸光度比だけを見るよりもRNAやDNAの品質問題のトラブルシューティングがはるかに容易になります。

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Lunatic

Lunaticは、タンパク質、DNA、RNAのバッチ定量を簡単に行うことができます。2μLで10分だけかければ、最大96サンプルを測定できます。高濃度でも、希釈せずに直接実行できます。Lunaticは、バイオ医薬品や核酸のUV/Vis定量を毎回適切に行います。分注、ロード、ランするだけです。

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