チーム
Tim Harkness
創設者兼最高経営責任者（CEO）
優れたチームと優れたライフサイエンス企業を構築することは、まさにTimのDNAに刻まれています。彼は25年以上この仕事に携わり、Molecular Devices、ProteinSimple、Unchained Labsの3つの会社を成功させ、合わせて13億ドル以上の株主価値を生み出しました。次世代のバイオ医薬品や遺伝子治療を開発する研究者を支援するためにUnchained Labsを設立し、Carlyleと提携して事業を次のレベルに引き上げました。
彼はこれまでに約2億ドルのベンチャーキャピタルを調達し、公開株式市場で10億ドル以上の資金を調達しました。現在、BiologとFluent Biosciencesの取締役会長、またLabVoiceの取締役を務めています。
彼はスタンフォード大学でMBA、ウィスコンシン大学でBBAを取得しました。既婚で3人の子供がおり、時間があればゴルフ場やシングルトラックで活躍しています。
Scott Thomas
最高商務責任者（CCO）
Scott Thomasは、ライフサイエンス研究者の目標達成を支援するコマーシャルチームの構築と拡大に力を尽くしています。販売、営業チーム管理、地域統括、グローバルなコマーシャル組織の構築において25年の経験を持っています。
Unchained Labsに入社する前は、Seer Bio社で最高商務責任者を務め、プロテオミクス研究用製品のグローバル販売と流通を担当していました。Seer社以前は、ベンチトップシーケンスプラットフォームを提供するSingular Genomics社で営業＆マーケティングSVPを務めていました。Illuminaでは11年以上にわたり、グローバルコマーシャル戦略およびセールスエネーブルメントVP、Illumina JapanでVP兼ゼネラルマネージャー、欧州・中東・アフリカ地域営業シニアディレクター、米国西部の営業責任者などを歴任。Illumina入社以前は、Providence Health and Services、Abbott Diagnostics、Roche Molecular Diagnostics、Biositeなど、業界をリードするヘルスケア企業数社に勤務。また、Sigma Alpha Epsilon National Fraternityでは教育およびリーダーシップコンサルタントとして活躍しました。
ScottはバルセロナのIESEビジネススクールでAdvanced Management Program (AMP)を修了し、ワシントン大学で保健管理学の修士号を、アイダホ大学で広報学の学士号を取得しました。妻と娘とともに旅行することが趣味です。ゴルフやランニングが好きで、スペイン語はまだ初級レベル。また、Portland TrailblazerとIdaho Vandalの大ファンです。
Krista Witte
製品開発部SVP
Kristaは、優れた科学研究のアッセイと分析ツールを構築することに力を尽くしています。ライフサイエンス機器およびアプリケーション開発において15年以上の経験を持っています。Unchained Labsに入社する前は、ForteBio（現Pall ForteBio）の創設メンバーでした。同社での10年間、アプリケーション、アッセイ開発、システム統合、QC、研究開発の責任者など、多くの職務を歴任。その間、同社はエンジェル資金を受けたスタートアップ企業から一流のラベルフリー設備プロバイダーへと成長しました。
ForteBio入社前は、Zyomyx社でアプリケーションチームを率い、同社のタンパク質マイクロアレイ技術の開発を主導していました。Scripps研究所で炭水化物化学の博士号を、テキサスA&M大学で化学の学士号を取得しました。
科学研究以外の時間は、水泳、ダイビング、セーリングに夢中になっています。
Taegen Clary
マーケティング部SVP
Taegenはライフサイエンスツールのマーケティングが大好きです。ライフサイエンス機器や消耗品のマーケティングに15年以上の経験を持っています。Agilent Technologies社では、製薬セグメントマーケティングのディレクターとして、マーケティング組織を率いていました。同社最大の顧客層に焦点を当て、市場を上回る一貫した成長率を達成し、2014年の売上高が10億ドルに達しました。
Agilent社での7年の間に、プロテオミクスおよびタンパク質化学のプロダクトマネージャを務め、タンパク質治療薬分野ではライフサイエンスグループの業務も主導しました。Berlex Biosciences社（現在はBayer Healthcare社の一部門）でキャリアをスタートさせ、質量分析計の操作や血液脳関門を通過する薬物を測定するアッセイの開発に携わりました。
カリフォルニア大学セント・メリーズ・カレッジでマーケティングMBA、カリフォルニア大学デービス校で生物工学学士号を取得。結婚して2人の子供がおり、マウンテンバイク、キャンプ、釣り、ゴルフが趣味で、San Francisco Giantsと49ersの大ファンです。
Will Lachnit
経営企画部SVP
Willはライフサイエンス業界を何度か経験し、企業を成功に導くことに関しては飽きることがありません。彼はライフサイエンス業界で25年以上、複数の職務に携わってきました。
Unchained Labs入社以前は、Freeslate社のグローバルセールスおよびソリューション開発部VPを務めていました。Freeslate入社以前は、ProteinSimple社で販売・サービス部VPを務めていました。その間で、マーケティングおよびアプリケーション部門のリーダーを務め、4件のM＆Aで重要な役割を果たしました。それ以前は、Molecular Devices社で、North American Drug Discoveryの販売組織、スイスの起業家製品開発組織および企業開発部門において指導的役割を果たしました。Lachnit博士はRoche社とSyntex社で医薬品の研究開発のキャリアをスタートさせ、HTS組織の運営を含み、科学・研究管理職を歴任。
カリフォルニア大学デービス校で薬理学の修士号と博士号、生理学の学士号を取得。家族のために料理をすることや木工が大好きです。
Dustin Giberson
オペレーション部VP
Dustinは、優れた製品を作り、困難な問題を解決し、顧客の成功を支援することを生きがいにしています。彼はライフサイエンス研究に自動化を適用することからキャリアをスタートさせ、その後もずっとその道を極めています。製造、技術サポート、フィールドサービス、受託試験チームを含むオペレーションとグローバルサービス＆サポート組織を率い、顧客に製品を提供し、自動化と分析ツールを最大限に活用できるよう支援しています。
Unchained Labs入社以前は、バイオ医薬品、化学品、エネルギーの研究者にワークフロー自動化ツールを提供するFreeslate社の運営責任者を務めていました。それ以前は、Affymetrix社とBeckman Coulter社で、商用のハイスループット自動化システムとアッセイの開発においてリーダーシップを発揮していました。バーモント大学で生物学の学士号、ブランダイス大学でソフトウェア工学の修士号、マサチューセッツ大学ローウェル校でMBAを取得。
仕事以外は、旅行、料理、妻と3人の子供たちとのアウトドアを楽しんでおり、それ以外の時間はジムでヘビーメタル音楽を聴きながらの筋トレが好きです。
Don Phelps
財務部VP
Donは、会社運営の細部を掘り下げるのが大好きで、世界中の財務、経理、人事、IT、施設を管理しています。彼は25年以上、様々な企業や業界で財務・経理の上級管理職を務めてきました。
Unchained Labs入社以前は、ライフサイエンスツールの新興企業、Intabio社（その後Sciex社に売却）で財務および運営VPを務めました。それ以前は、Bio-Techne社の分析ソリューション部門で財務部長を務めていました。この部門でProteinSimple社の買収によって設立された一流の財務チームを率いていました。ProteinSimple社以前は、RoseRyan社のコンサルタントとして、さまざまな新興企業や新興成長企業に対し、臨時の管理者や財務責任者としてのリーダーシップを発揮してきました。
クレアモントマッケナ大学で国際関係学の学士号、サンタクララ大学でMBAを取得。数字を計算していないときは、自転車で走り回ったり、片田舎で長い旅に出たりします。
取締役会
MARTIN MADAUS博士
Carlyleグループ執行役員
Martin D. Madaus博士は、バイオテクノロジー、医療機器、体外診断薬、ライフサイエンスツールの分野においてグローバル・ヘルスケアのCEO、取締役、投資家、戦略コンサルタントを歴任し、30年の経験を持っています。大規模で複雑な企業改革で卓越した成果を上げてきました。現在はCarlyleグループの執行役員を務めるほか、Ultivue, Inc.、Emulate Bioの会長、Quanterix Corporation (QTRX)のリードディレクター、Candela Medicalのディレクターを務めています。
2015年6月から2019年2月までOrtho-Clinical Diagnostics, Inc.（NASDAQ:OCDX）の会長兼最高経営責任者（CEO）を務め、J&Jからの切り離しと事業再生を主導しました。Ortho入社前は、Quanterix Corporationの会長、Carlyleグループのシニアヘルスケアアドバイザーを務めていました。2005年1月から2010年7月までは、Millipore Corporation（NYSE: MIL）の会長兼社長兼最高経営責任者（CEO）を務めました。また、2000年から2004年までRoche Diagnostics Corporation North Americaの社長兼最高経営責任者を務めました。それ以前は、Roche Molecular Diagnosticsの事業開発VP、Roche Diagnostics Canadaの社長を務めました。
Madaus博士は1989年にドイツのベーリンガー・マンハイムでキャリアをスタートし、ドイツ、米国、カナダで製品管理、マーケティングなどさまざまな職を歴任。Mettler-Toledo International Inc.（NYSE:MTD）、Covidien PLC（NYSE:COV）、Millipore（NYSE:MIL）、PPD Inc.（NASDAQ:PPD）、Quanterix（NASDAQ:QTRX）、Candela Medical、Ultivue Inc.、Emulate Bioの取締役を歴任しました。
Madaus博士はドイツのミュンヘン大学で獣医学博士の学位を、ドイツのハノーバー獣医学校で獣医学博士号（PhD）を取得しています。
Robert Schmidt
Carlyleグループ専務
Robert R. Schmidtは、Carlyleグループの米国買収チームの専務を務め、ヘルスケア分野の未公開株式投資に注力しており、ニューヨークを拠点に活動しています。2011年にCarlyleに入社して以来、Beats Electronics、Grand Rounds、MedRisk、One Medical、Ortho Clinical Diagnostics、Sedgwick、Unchained Labsなど、グローバルな投資案件に数多く携わってきました。現在、Grand Rounds、MedRisk、One Medical、Ortho Clinical Diagnostics、Unchained Labsの取締役を務めています。
Carlyle入社以前は、北米でヘルスケアおよびヘルステクノロジー投資に重点を置いた未公開株式投資会社のWelsh、Carson、Anderson & Stoweおよび買収に重点を置いたMerrill Lynch Global Private Equityに勤務していました。
ハーバードビジネススクールで経営学の修士号、ペンシルバニア大学ウォートンスクールで経済学の学士号を取得し、現在はLeonard Davis Institute of Health Economicsの外部諮問委員会メンバーを務めています。
LAURA J. HAMILL
バイオテクノロジー役員
Laura J. Hamillは、バイオ医薬品業界での豊富な経験を持ち、30年以上にわたり、さまざまな経営幹部を歴任し、グローバルなコマーシャル経験を有しています。直近では、Gilead Sciences, Inc.社のグローバルコマーシャル運営VPとして、2,200人の従業員と220億ドルの年間売上高を統括し、グローバルなコマーシャル戦略の方向性と長期計画を主導しました。
Amgen社での18年間のキャリアの中で、Lauraは米国内外で多くの管理職を歴任しました。米国地域SVP兼ジェネラルマネージャーとしての最後の職務では、180億ドルの年間売上高を統括し、Amgenのすべての治療領域にわたる2,000人の従業員チームを管理しました。また、Amgenのシニア女性リーダーシップ評議会の議長も務めました。
Hamill氏は現在も、PPardes Biosciences社、BB Biotech社、Y-mAbs Therapeutics社、AnaptysBio社の取締役会のメンバーです。また、Unchained Labs社およびScilex Pharmaceuticals社の役員も兼任しています。アリゾナ大学で経営学の学士号を取得しています。
