Uncle
オールインワン 安定性評価装置
ワンストップの安定性評価
大量のサンプルを必要とするツールを複数用いて安定性を評価するには膨大な労力が必要です。Uncleは蛍光、SLS、DLSという3つの異なる測定モードを組み合わせていますので、わずか数時間ですべてのデータを取得し、使用するサンプルの量を大幅に減らすことができます。得られたすべての情報を用いて、最適な処方、タンパク質またはウイルスベクターを簡単に選択できます。カタログはこちら。
- Tm & T agg
- 等温安定性
- ウイルスカプシドの安定性
- SYPROを用いたTm(DSF)
- サイジングと多分散性
- サーマルランプによるサイジング
- リフォールディング測定
- 粘度
- kD
- B22
- G22
- ΔG
お見積り・デモの依頼
動画
稼働中のUncleをご覧ください。
UncleによるADCの特性評価についてご覧ください。
一回の測定で多くのデータを
新しい製剤やコンストラクトを模索していますか。最大48サンプルのタンパク質安定性測定により、2時間以内にその答えを得ることができます。TmとTaggを同時に測定し、アンフォールディングが凝集につながるタイミングを把握できます。また、温度上昇の前にDLS測定値を追加することで、凝集トラブルが発生したかどうかをすぐに知ることができます。
等温データ
タンパク質の等温安定性測定に早期段階で取り組むことで、長期保存試験に先手を打つことができます。Uncleには、タンパク質、レポーター色素、ベクターペイロード、そして静置温度でのそれらの変化に焦点を当てた、オーダーメイドされた一連のアプリがあります。キュベットのUniにサンプルをロードし、インキュベーターに保管すれば、好きな時にUncleに戻して、挙動が正常でないサンプルを把握することができます。
AAVキャプシドの安定性
UncleとSYBR Goldを組み合わせることで、AAVキャプシド崩壊前にDNAが漏出し始 める温度を知ることができます。最初の遊離DNA量と熱傾斜試験後に遊離した量を追跡できます。SLSとDLSにより凝集が制御できなくなる時期を把握します。
ゲノムリークの特定
ベクターからDNAやRNAが長期間にわたって流出しないことを確認します。Uncleのフルスペクトル蛍光とSYBR Gold等温安定性試験のアプリケーションにより、加速された等温保存テストを早期に少量で実施することができます。
B22 & kD
B22とkDを同じ装置で同時に取得できます。添加剤を変えて、タンパク質の状態をすぐに確認できます。タンパク質処方の組み合わせが目的に適したものか、凝集リスクがあるか、その場で知ることができます。高濃度のタンパク質に対してはG22が利用できます。
少量サンプル
Uncleは、より少ないサンプルでより多くのデータを取得できます。必要なサンプル量はたったの9μLで、柔軟な対応が可能です。たとえば、午前中に1サンプル、午後に48サンプル。必要に応じ、DLSも読み取ることができます。または、DLSをチェックしてから3日間の実験を開始して、リアルタイムで安定性をモニターすることができます。サンプルは気密に密封されるので、短時間でも長時間でも問題はありません。
フルスペクトラム
バイオ医薬品や遺伝子ベクターは特別です。Uncleで全蛍光スペクトルが得られるので、サンプルの挙動を事前に知る必要がありません。色素を使って新しい発想を試したい場合にも、Uncleは対応できます。UncleのSLSは、2つの波長で凝集を捕捉するため、超高感度で、幅広いサイズの凝集を発見することができます。
21CFRp11
ラボのある地域によっては、データへのアクセスを制御し、その完全性を維持することが必須です。Uncleでは、21CFRp11に準拠したソフトウェアツールが提供されています。