Stunner
定量・サイジング装置
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統合的な課題解決
LNPs
• サイズと多分散性
• 粒子濃度
• 凝集
• RNA定量
タンパク質
• タンパク質定量
• サイズと多分散性
• 凝集
• B22 & kD
• 複合体特性評価
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Stunnerでタンパク定量とクオリティ分析 を視聴
より多くの情報を少量のサンプルで
サンプルの前処理や希釈は不要で、Stunnerプレートに2 μLのサンプルをセットするだけで分析できます。各マイクロ流路には、OD 0.03~275の幅広いダイナミックレンジをカバーできる2つの固定光路長が組み込まれています。プレート全体を分析する場合、10分で96回の濃度測定を実施できます。DLSサイジングを追加した場合でも、両方を1時間以内で実施することが可能です。処理量が多い場合は、ロボットに接続して性能を増強することも可能です。
LNPのサイジングと定量をまとめて実施
Stunnerは、異なる処方や混合パラメーターを比較し、 完璧なLNPサイズを得られる条件を決定できます。 どのサンプルにLNP粒子が最も多く含まれているかも、 同じ実験で知ることができます。 LNPが望ましいサイズであること、 何ができるのかを知るために十分な量のLNPが得られていることを確信できます。
信頼できるパフォーマンス
LNPのサイズや数にかかわらず、Stunnerは、 正確なサイズと粒子数を測定できます。希釈後の濃度を確認し、それがLNPのサイズにどのように影響するかを分析できます。処方スクリーニングからスケールアップまでのプロセスと、その間にあるすべての段階で、LNPの濃度と大きさを厳密にモニターできます。
凝集も検出
Stunnerは、 ごくわずかな凝集も検出することができます。 まず強度分布でLNPのサイズをチェックしますが、 凝集体にも引き続き注視します。 凝集が疑わしい場合は、 質量分布に切り替えて、 その程度を確認できます。 サイズ統計を強化することで、 二度と厄介な凝集体に惑わされることがなくなります。
霧を透かし見る
LNPなどのナノ粒子の濁った溶液は他の手法では分析できませんが、 Stunnerの短い光路長とUV/Visを組み合わせることで必要な答えを得ることができます。 Unmixですべての濁りを排除し、 ペイロードからの吸光度シグナルだけをチェックできます。
高速スクリーニング
弊社のStunnerとSunscreenは、 LNPスクリーニングのためのツールとして最も最適な組み合わせです。 Sunscreenで最大96種類のLNP処方を5時間で作製した後、 StunnerでLNPに必要な情報を約2時間で取得できます。 多角度のUV/Vis、 DLS、 SLSを組み合わせて、 サイズ、 ペイロード量、 粒子濃度、 粒子1個あたりのRNA分子の平均量を測定できます。 このように、脂質ナノ粒子を作製したら、その全体像を常に把握することができます。
非常に優れたデータを獲得
Stunnerの精度は1%以内、 正確度は2%以内です。 2つの固定光路長を用いることで、タンパク質の低濃度と高濃度の両方で驚くようなデータを取得し、 期待される濃度を毎回正確に得ることができます。 微量なサンプルサイズと高いスループットで極めて正確な結果が得られるStunnerは、 業界で最高レベルのタンパク質定量ツールです。
凝集の追跡
凝集体の迅速かつ容易な検出は、 Stunnerが得意とする領域です。 モノマーを質量ベースで分析した後に強度に切り替えることで、 ごくわずかな凝集も検出することが可能です。 問題が大きくなる前にプロセスの各段階でタンパク質を品質管理することができます。
タンパク質の真相を探る
Stunnerはタンパク質の正確な光散乱データが得られますので、 サイズ、 強度、 質量、 数に基づいてサンプルを直接比較できます。 流体力学的サイズを測定し、 均一性チェックのために多分散性を分析し、分子量を測定することも可能です。
引力を感じる
凝集を未然に防ぐことは非常に重要です。Stunnerは、迫り来る潜在的な問題の指標であるB22とkDを、1回の簡単な実験で処理することができます。プレートに載せるだけで迅速な希釈系列を作成することができます。Stunnerを利用して正確な濃度をチェックし、光散乱はタンパク質がそれ自体に引力を持つのか(負の傾き)反発力をもつのか(正の傾き)かを調べることができます。
抗体複合体
抗体複合体の特性評価のために複雑なワークフローに時間を費やす必要はありません。サイズと多分散性を取得し、StunnerのUnmix分析を使用して、抗体濃度、複合体濃度、およびそれらの比率のすべてを一度に知ることができます。結合しているものが、薬物、オリゴ、その他何であれ、抗体複合体に関するあらゆる情報を得ることができます。
AAVを詳細に分析
お持ちのAAVをアプライするだけで、インタクトなキャプシドが何個あるか、高品質データを得る妨げとなる凝集体が多く含まれていないかどうかを一瞬でDLSとSLSにより判断できます。UV/Visにより、Empty/Full比率、総タンパク質および総ssDNAをおよそ1分で確認できます。吸光係数やスペクトルの重なりを心配する必要はありません。Stunnerがあなたのためにすべての計算を行います。
AAVを知り尽くす
StunnerでAAVサンプルの力価を求めることができます。StunnerはDLSとUV/Visデータを橋渡しし、FullキャプシドとEmptyキャプシドが何個含まれているか、余分なタンパク質やDNAがどの程度残っているか集計します。クリーンアップされたAAVを用い、1012 vg/mLまで分析することができます。Stunnerの色素フリー、ラベルフリー、スタンダードフリーの手間のかからないワークフローにより、たった1回のアッセイで力価の全体像を把握できます。
あらゆるセロタイプの力価
AAVは一つ一つ異なっていますが、Stunnerはそれらをすべて分析できます。あらかじめロードされたセロタイプを選択するか、お持ちのウイルスの仕様を登録することで、数秒で答えが得られます。これにより、キャプシド力価とEmpty/Full比率をお好きな頻度でチェックできます。
すべてを損なう凝集体の存在
AAVの凝集体は、ほぼすべてのアッセイにおいて高品質データを得る妨げとなります。残りのプロセスが凝集体によって邪魔されないよう、AAVが単分散であるかどうかをDLSでチェックできます。
アデノ?楽勝!
アデノウイルスサンプルも新たなアプリケーションに加わりました。凝集体や余分なDNAのような厄介なコンタミに惑わされることなく、Stunnerの総キャプシド、Fullキャプシド、Emptyキャプシドの測定値で、力価を109cp/mLまで正確に測定できます。アデノウイルスの吸光度をタンパク質とdsDNAシグナルに分離することで、旧来のA260測定を凌駕します。