Sunshine
LNP作製装置
スケールアップする
Sunscreenで最適な製剤条件を見つけることに成功したらSunshineを利用しLNPのサイズを調整しましょう。さらにはスケールアップするためにプロトコールやプロセスを最適化しましょう。 理想的な流量を見つけ、異なる混合オプションを模索していきます。つづいて、これらを安定に保つことができる適切な希釈倍率に調整していきます。 すべてが整えばSunshineは連続モードに移行し、1日に数十リットルを作製できるようになります。 つまり、 1つのプラットフォームでプロセス開発とスケールアップを実現します。このような画期的なシステムの誕生を待ち望んでいた研究者は多かったのではないでしょうか。カタログはこちら。
- 15分で10回の実験
- フラクション&総流量
- 1 mL から連続フロー
- 流量0.1~30 mL/min
- 再利用可能なマイクロ流路チップ
- Sunscreenからのプロトコールの移行が可能
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動画
稼働中のSunshineの様子をご覧ください。
条件の最適化
片方のシリンジにペイロードをセットし、もう片方に脂質をセットするだけで 、マイクロ流路チップ、 Sunnyでの混合準備は完了します。 シンプルでよく知られたT混合手法を使用する場合は、Sunny Tを、粒子形成のための流体接触面積を増やすには、クロスジャンクションを使用したSunny Xを選択します。また、Sunshineのフルレンジの流量、比率、および統合インライン希釈を使用するには、Sunny Tridentを選択してください。 Sunnyは容易にSunshineに取り付け、そして外すこともできます。そのため、一度お好みのものを見つければ、それを何度もリピートし使うことが可能です。
使いやすいソフトウェア
SunshineのSunny Suiteソフトウェアにプレートの中身、脂質とペイロードの比率や混合する流量を入力すれば準備は完了です。 ソフトウェアが実験内容に不備がないかを事前にチェックしますので、心配はいりません。 15分で10種類のサンプルを調製、またはSunshineを長時間稼働させて数リットルのLNPを作製することも可能です。
サイズ調整
「細胞内への取り込まれやすさ」または「ペイロードの放出」に関してはLNPのサイズがとても重要になります。 Sunshineはフラクション流量、総流量および希釈実験を自動化するプラットホームなので再現性を維持しつつ、サイズ・ダウンし安定な状態に保つことができます。 一回あたり最大10個のパラメーターを操作したら、その後の作業はSunshineにお任せください。
スケールアップ
Sunshineは条件検討からスケールアップをカバーしています。ミリリットルまたはリットルのオーダーのLNP作製においてもサイズとPDIの一貫性を保ちます。
Sunシリーズ
Sun シリーズは、LNP開発の各ステップで使用できる素晴らしいソリューションを取り揃えています。Sunscreen は、一度に最大 96 種類の製剤条件のハイスループットスクリーニングを自動化し、最適な LNP 製剤条件を素早く発見することができます。次に、最良の製剤条件を Sunshine で採用し、自動化実験と連続フローモードの両方により、完璧な混合プロセス条件で粒子を合成します。臨床試験の段階になったら、Sunbather で GMP に完全に準拠した環境で粒子を製造します。
信頼できるプロセス
Sun シリーズは、送液に同じポンプを使用し、製剤の混合に同じレンジの Sunny を使用しているため、製剤条件のスクリーニングからプロセス開発や GMP 製造まで円滑に移行することが可能です。200 µL の製剤を数百種類スクリーニングする場合でも、臨床試験用の粒子を数リットル製造する場合でも、あらゆるスケールで同じ一貫性のある結果を得ることができます。