タンパク質の凝集&定量
課題
新しいタンパク質を研究し始めた初期段階では、そのサンプルが製剤化に耐えうる品質かどうかはまだわかりません。収量が以前と違っている場合や精製プロセスが最適化されていないこともよくあります。凝集体が潜んでいて、次のアッセイを台無しにすることもあります。使用しているタンパク質サンプルの量や凝集の有無を知ることは、特性解析やアッセイ開発研究を開始する前に、時間と貴重なサンプルを節約するのに必要なデータです。
思い通りの測定
StunnerのUV/Visによるタンパク質の定量は、試薬やスタンダードを必要としません。0.02mg/mLから200mg/mL(mAb)までのダイナミックレンジがあり、どんなタンパク質でも希釈なしで測定できます。Stunnerは2つの固定光路長によって、2%以内の正確性と1%以内の精度で、全濃度範囲にわたって的確なデータを提供することができます。
不純物のチェック
凝集体をチェックするついでに、不純物もチェックしてみませんか。StunnerのUV/VisにはUnmixというアルゴリズムが搭載されており、吸光度スペクトルを分解して、そこに何が潜んでいるかを調べることができます。A280が濁り、核酸、EDTA、その他の不純物の影響を受けているかどうかを確認し、そのような問題があってもタンパク質を定量することができます。
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